新構造型式 ・ 後部パラペット型防波堤

1. 開発の背景

 近年では港湾規模の拡大に伴い、防波堤は大水深高波浪の海域で建設が進められており、建設コストが増大する傾向にあります。このため、より経済的な防波堤の開発が課題となっていました。

 新潟港湾空港技術調査事務所では、水理模型実験により種々の検討を行い、新構造形式となる後部パラペット型防波堤の開発を行いました。

 この形式の防波堤は直江津港沖防波堤をはじめ、秋田港、酒田港、伏木富山港、金沢港、輪島港の第一線防波堤で採用されています。

2. 構造

防波堤構造イメージ

防波堤構造イメージ

防波堤上部工

防波堤上部工

3. 効果

防波堤の効果

国土交通省北陸地方整備局新潟港湾空港技術調査事務所
〒951-8011 新潟市中央区入船町4丁目3778番地(広報担当)/TEL.025-222-6115(代表)