軟衝撃グラブ
機雷残存海域における安全な浚渫・構造物撤去の技術
大型軟衝撃グラブ
未だに機雷が残っている海域での港湾工事には危険が伴います。
「軟衝撃グラブ」は、機雷に対して安全に港湾構造物の撤去及び浚渫作業ができる施工機械として開発されたものです。
グラブは直接機雷をつかんでも油圧により衝撃を与えないことから、安全に作業することが可能な構造となっています。
平成6年8月18日には、信濃川右岸浚渫区域で実際に機雷をつかみ、引き揚げました。
またさらに、安全・効率的に大容量の浚渫が行えるよう、軟衝撃グラブの大型化をはかりました。
開発年度
- 小型軟衝撃グラブ : 昭和51年度~昭和53年度
- 大型軟衝撃グラブ : 平成8年度~平成10年度
パンフレット
国土交通省北陸地方整備局新潟港湾空港技術調査事務所
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