新潟みなとトンネルの概要

 新潟西港は信濃川の河口に位置する日本海側最大級の港ですが、港湾物流等をスムーズとする左右岸を結ぶ連絡道路がありませんでした。

 このことは港を中心に栄えてきた新潟のさらなる発展への支障となり、地域の人々の生活面でも大きな障害となってきました。

 そのため、大正8年(1919)以来、連絡道路実現のための運動が展開されてきました。そして、ようやく人々の長年の夢が実り、信濃川を横断する「新潟みなとトンネル」がその姿を現しました。

 平成17年7月に全線開通し、同時開通した海岸道路により、信濃川を挟んだ東西地域の利便性が向上し、また砂浜の復元が進む新潟西海岸へのアクセスが向上しました。

新潟みなとトンネル

新潟みなとトンネル

道路概要

構造基準4種1級(設計速度60㎞/h
車線数往復分離4車線 (車道の両側は自転車・歩行者道)
1車線の幅員3.25m
最高縦断勾配4.0%
建築限界高さ4.7m
計画延長3,260m(うち沈埋トンネル部850m)
主要道路右岸側→主要地方道新潟横越線および国道113号
(一部併用は、1-54号線) 左岸側→臨港道路入船1号線



国土交通省北陸地方整備局新潟港湾空港技術調査事務所
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